小野哲也


ex-chamber museum review:エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」《10-29》
今回の「ULTRA002」で一番目立っていた小野哲也さんの立体作品。アートが引き込むアニメサブカルの流れとして「キャラ」や「萌え」に対して、これまで欠けていた「メカ」をセンス良く提示してくれている。率直なところ作品をじっくりと見ればフィニッシュに甘い点が見受けられるが、この手があったかという意味で、今は未だ許容できる。このまま作品の質が向上すれば、中村哲也や金田勝一のような評価を受ける可能性も高いのではと思います。