建築の文脈に沿い美術の文脈にも置き換え可能なもの

+ - 感想 建築系ラジオ 越後妻有トリエンナーレ建築系総括「美術と建築の境界をめぐって」を聴いて。

放送の主題とズレてしまったので戻しておくと、山本さんのアプローチは美術トリエンナーレなどで建築系が提案する際のヒントになる(すでに主流なのかもしれないが)。なぜなら美術関係のイベントで建築系が求められるのは「建築らしさ」だからだ。つまり建築の文脈に沿い美術の文脈にも置き換え可能なもの。建築の例えになるが、sannaが国際コンペで勝っているのは彼らの作風に、軽さや透明感があり欧米からみると「日本らしさ」があるからで、コンペにおいて特異なものに見えたり、それを求められている状況があるからだ。だから変に美術的な提案をするのではなく、建築然とした提案が前提にあって、そこから美術にアプローチしていく方法が好ましいと感じた。

村上隆もsannaも同じく「日本らしさ」ということです。