「サブカルチャー」と「文化芸術」

大村益三 (omuraji) on Twitter

有り体に言えば、今は、嘗て「サブカルチャー」と呼ばれたものの方が、所謂「文化芸術」と呼ばれるものよりも「地位」が高かったりする。括弧付きの「文化芸術」の地位保証の一つには「文化予算」の存在もあった訳だが、それが一旦外されると「文化芸術」の「地位」もまた危ういものになる。

「文化予算」は「国」から与えられた「文化芸術」の「地位保証」でもあった。結構アヴァンギャルドを気取る人でも「文化予算」削減反対の立場を取っていたりして、それが面白いと言えば面白い。

いずれにしてもそうした「保護政策」を外された「文化芸術」は、これから「サブカルチャー」とガチで戦わざるを得なくなるだろう。勝負の行方は言わずもがななのか。