アートと批評家と説得力

黒瀬陽平 (kaichoo) on Twitter

昨日はラジオ「村上隆のエフエム芸術道場」の収録でした。放送は今週土曜27時〜。なんと三週にわたってお送りするようです。

エフエム芸術道場に、黒瀬陽平さんと、濱野智史さんが登場。活動レポート Kaikai Kiki Co., Ltd.
エフエム芸術道場 - TOKYO FM


第1回放送後
urashimayou (urashiu) on Twitter

@kaichoo そういえば村上隆がアート業界で行われていることが''イデオロギー闘争''なんだと言っていたのが興味深かったです。やっぱりそうなんだ、だから''勝ち負け''があるように見えるんだ、と思いました。

@kaichoo そしてそのアートにおいて勝つためには''色気''が必要なんだ。それに説得力を持たせるのが批評家。by村上隆。マジ面白かったです。数日前のことなんで記憶が薄れてますが、もう一度ちゃんと聞きたいっす。誰かアップしないかなw


3(水野亮) (drawinghell) on Twitter

ちなみに面白いと思うのは「批評家」の位置付けです。確かに村上隆ならそー思ってそーだなと。→RT @urashiu @kaichoo そしてそのアートにおいて勝つためには''色気''が必要なんだ。それに説得力を持たせるのが批評家。by村上隆

批評家はその本質として断定する職業である。では作家は何か? 謎を生成する職業である。

ポイントは「謎」であって「なぞなぞ」ではないこと。だから作者も「答え」は知らなくていい。批評家の「断定」に対しても、感心してみせたり、鼻で嗤ったりはするけど、否定はしない。

ゼッタイ解けない謎を作り出してやろうと思う。「説得力を付けてもらおう」なんて、死んでも思わない。