「村上隆的なモノ」と「ジブリ的なもの」

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ジブリが嫌いなわけじゃないのです。
ジブリ的なもの」が嫌なのです。

村上隆的なモノというと、伝わりやすい?


で、その『ジブリ的なもの』の代表が
鈴木敏夫プロデューサーなのです。


──いや、「なのでした」と、過去形にしていただきたい。

あのオッサンはそういうんじゃないねん。

そう私を覚醒させてくれたのがこのポッドキャスト
『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』

この人は、「自分が面白いと思ったもの」を、
万人に受けるようパッケージングをしてるだけなのだと。
もっというと、詐欺なんですよ。
このひと、詐欺師なんです。

で、自分はその「詐欺の匂い」に反応してたんだなあ。

ポッドキャストの中で村上隆(←あ!)との対談で


鈴木「宮さんが歳とって作る映画が見たいんですよね。
   フェリーニとか晩年ひどかったじゃないですか。
   年取るとあんなに凄かった人がこんな変なモノ撮っちゃうんだって。」

村上「いやいや、ポニョも相当変だったですけど(笑)」

鈴木「あの程度じゃない。もっともっと変なモノを撮る宮さんが見たいのです。」

まぁ、よく考えたらあの『イノセンス』を、そこら辺にいる人に見せようとしてたんだから
詐欺師以外の何者でもないんだよな、この人。……素敵だ!